RPAコラムRPA-COLUMN
画像による条件分岐の注意点
こんにちは。中小企業RPA研究会です。
今回は画像による条件分岐の注意点についてご説明させて頂きます。
画像による条件分岐とは?
まずスクリーンショット等で基準となる画像Aを決めます。
- 画像Aが画面上に存在する場合には1の作業を行う
- 画像Aが画面上に存在しない場合には2の作業を行う
という機能が画像分岐になります。
よくある事例としては
ファイル保存の際に「上書き保存しますか?」というポップアップが出てきた場合には「はい」ボタンを押す、出てこなかった場合には「いいえ」を押す
という作業などポップアップを処理する際に用いられます。
画像分岐を使用する際の注意点
変化しない画像を撮影する
画像分岐だけでなく画像を扱うほとんどの機能で言えることですが、
- 次の日には変わってしまう箇所
- 枠線が付いていたり付いていなかったりする箇所
- 点滅している箇所など
変化する画像を撮影して分岐画像に設定してしまうと次回実行時には「画像が見つかりません」となり、想定通りにRPAが動作しない可能性があります。
画像分岐の手前に待機を入れる
例えば、とあるwebページ内にて検索等の読み込みした後、「検索結果がありませんでした」というメッセージを撮影して分岐画像にし、画像の有無によって作業を振り分けるケースがあったとします。
RPA実行時に、webページ内の検索の読み込み時間がたまたま長くかかってしまい、その読み込み中にRPAが画像分岐の判定に入ってしまうと、
後々画像が出てくる予定にもかかわらず、“画像が無い”とロボットに判定されてしまうといったことが起きます。
このような理由から画像分岐の手前には待機を挿入します。待機方法はそのケースに合った方法で構いません。
まとめ
画像分岐を使用するのであれば待機とセットで使用していただくケースがほぼ大半となります。
画像分岐が10回中6回成功し4回失敗するといった成功率にムラがあるという場合は「待機を挟まなかったこと」が原因ということが多々あります。
成功率にムラがある方は是非一度待機を直前に挿入してみてください。
以上、今回は画像による条件分岐の注意点についてご説明させて頂きました。
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